ミドリゾウリムシ

ミドリゾウリムシParamecium bursaria

原生動物ズ、第4弾。

クロレラが入ってるゾウリムシ

ミドリゾウリムシ Paramecium bursaria はクロレラを細胞内に共生させている原生動物です。

NE-004 ミドリゾウリムシ 生体のみ:¥500(税込・送料別)
NE-034 ミドリゾウリムシ 生体+飼育キット(郵送):¥1,200(税込・送料込)

グリーンヒドラと同じく、クロレラを共生させているゾウリムシです。

クロレラには居場所と二酸化炭素と老廃物を提供し、クロレラからは酸素と光合成で生産された炭水化物を受け取っています。

余り物でお互いを幸せにできるって、いいよね。

分類とか

ゾウリムシと同じParamecium属です。詳しく言うと、

  • 真核生物Eukaryota
    • SARスーパーグループ SAR
      • アルベオラータ界 Alveolata
        • 繊毛虫門 Ciliophora
          • 貧膜口綱 Oligohymenophorea
            • ゾウリムシ亜綱 Parameciia
              • ゾウリムシ目 Parameciida
                • ゾウリムシ属 Paramecium
                  • ミドリゾウリムシ P bursaria

種小名のbursaria は財布とか小袋の意味のラテン語で、英語のpurse(財布)、pouch(ポーチ)と同じ語源になります。

もう一方の分類も。クロレラ。ミドリゾウリムシに共生しているクロレラの種は Chlorella variabilisといわれています。

何種かいるクロレラ属のなかでミドリゾウリムシとの共生に特化した種らしいのです。

  • 真核生物〈Empire〉 Eukaryota
    • 植物界〈Kingdom〉 Plantae
      • 緑植物亜界〈Subkingdom〉 Viridiplantae
        • 緑藻下界〈Infrakingdom〉 Chlorophyta infrakingdom
          • 緑藻門〈Phylum〉 Chlorophyta
            • 緑藻亜門〈Subphylum〉 Chlorophytina
              • トレボウキシオ藻綱〈Class〉 Trebouxiophyceae
                • クロレラ目〈Order〉 Chlorellales
                  • クロレラ科〈Family〉 Chlorellaceae
                    • クロレラ属〈Genus〉 Chlorella
                      • クロレラ・ヴァリアビリス〈Species〉 Chlorella variabilis (I.Shihira & R.W.Krauss, 1965)

どうやって飼う?

調べるとゾウリムシと同じように餌を与えても、ミドリムシのように液体肥料を与えても飼えるとされていますが、実際にやってみると液体肥料のほうは細胞から漏れだしたクロレラだけが増殖してしまう傾向にあります。

ゾウリムシやブレファリスマと同じように有機物を与えて、ちょっとだけ光を与えて飼うのがよさそうですが、あえてクロレラを得るために強い光と液体肥料で培養する方法もあります。クロレラだけだと小規模に止水で維持するのが難しいんですよ。

生麦か生米を一粒

有機物で飼う場合の具体的な方法ですが、比較的失敗がないのが市販の押し麦を1~2粒、飼育水の中に入れておく方法です。

麦粒を餌にするようなバクテリアがミドリゾウリムシのご飯になります。麦粒の形がなくなったら追加の麦粒を投入するだけ。

飼育容器は2個用意して、増えすぎたり飼育水に老廃物がたまり過ぎてミドリゾウリムシが全滅してしまう前に、少量の細胞と新しい水から始める「植え継ぎ」を繰り返します。

飼育水の選び方

ミネラルウォーターか、塩素中和済みの水道水で。

ミネラルウォーターならば軟水のものを選ぶのが無難。昔はヴォルビック(Volvic、登録商標)がこういった飼育におすすめ、となっていたのですが2020年ごろにから国内販売が終了して今(2025年現在)では並行輸入品が流通するのみになってしまいました。

ブレファリスマと同じく、それほど混入に気を使わなくってもいいので水道水を塩素中和したもので充分でしょう。薬品を使わず「汲み置き」も使えますが、「一晩置いただけ」の水は塩素残留する可能性があります。かならず直射日光の紫外線にさらしたりエアポンプで強くエアレーションするのが安全です。

店主は塩素中和剤「コントラコロライン」を愛用しています。1リットルぐらいの水道水を処理するには液体のほうがなんといっても便利。

増える

単細胞生物なので、一日に数回分裂して増殖します。

一日2回だとしても翌日には4細胞、5日後に1024細胞、10日後に20回分裂なので1,048,576細胞になっているはず。

最初はあえて少量からはじめて、いつのまにかうじゃうじゃになっているのを見るだけでわくわくしませんか?

ちょっとだけ送ります

研究用・餌用・鑑賞用に。
生きたクロレラがちょっとだけ必要、という場合にも便利です。

大量に増やしているわけではありませんので、「数個体入っている飼育水」を0.2ミリリットル入りのマイクロチューブでお送りします。

一回実物を見てサイズ感とか泳ぎ方を知ってしまうと野外からのサンプルからも見つけられるようになるものです。

NE-004 ミドリゾウリムシ 生体のみ:¥500(税込・送料別)
NE-034 ミドリゾウリムシ 生体+飼育キット(郵送):¥1,200(税込・送料込)

飼育キットはブレファリスマと同じセットを付属します。工夫してみてください。

・塩素中和剤(水道水のカルキ抜き)
・餌(麦粒)少量
・ミニピペット
・極小ピペット
・ミニシャーレ
・ガラスビーズ(簡易顕微鏡自作用) 

月替わりで「お試し」のプランクトンをお送りしています。発送日(土曜日)基準なのでご注意ください。

1月発送分ゾウリムシ
2月発送分(予定)ミドリムシ(ユーグレナ)

NE-000F 今月の無料淡水プランクトン :¥0(税込・送料別)

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